子供たちが保育園借りてきた絵本や、プレゼントで頂いた絵本。
自分の読んでいたお話との違いがおもしろいなーと感じたので、ちょっと記事にまとめてみました😊
私にとって絵本は、母親が揃えたシリーズ(昔話シリーズ?)を自分で繰り返し読むか、2つ下の妹に読み聞かせるというのが基本でした。
実家の絵本は、大判のハードカバーで、
一冊に3つくらいのお話・同じ本の中でも、1つの話につき1人の有名絵師が絵を担当・昔語りのまま現代風のアレンジなし、という
なかなかこだわりのある絵本だった記憶があります。(大人になってBOOKオフで見つけて、懐かしくて検索をかけたら評判の良いシリーズだった、らしい?)
娘が小さい頃は、もう少し詳しく調べて、全巻揃えられたらなーと思ったんですが忘れてました(笑)
そして、その絵本で覚えている限りでは、
桃太郎は猿たちに『キビダンゴ一個くれ!』と言われても『一個はやらん、半分やる』×3 だったし
ジジイがババァ汁くったー!と叫んだタヌキは泥船に乗って湖の底に沈んだし
カニのお母さんは硬い柿をぶつけられ亡くなって、猿は徹底的に牛のフンにまで報復されて
お菓子の家から帰った兄妹の意地悪な継母は、雷に打たれて家から居なくなっていました。
記憶にあるのはこれくらいですが、
初めてうちの旦那さんと絵本の話をした時は『何それ!?なんでそんな殺伐としてるの!ゴン助の創作じゃなくて!?』とめちゃくちゃ引かれました🤤
もちろん、可愛いお話や綺麗なお話もありました!
3匹のくま(だっけ?)は、自分が3姉妹だったので大好きなお話です😊
森の中に住んでいる3匹のくまの家に、小さなおばぁさんが忍び込んで、色々いじっては、悪態をついていくというお話。
大きなくまの雷みたいな声と、1番小さいくまのそよ風みたいな囁やき声を再現して、妹を笑わせていました。
(大人になってから、くまの家に来たのは『小さな女の子』というのを見たことあります。他にも色々なバージョンありそうですね😊)
あと、【よぶこどり】はすごく思い出深いお話です。
小学校低学年の時に読んで泣きました。
泣きすぎて読むのを封印したくらいです。最後の描写がもう、切なくて哀しくて。
久しぶりにあらすじを確認して、思い出してウルッときてしまいました...
こんな風に、
今と昔の絵本どっちがいい、というよりも、
昔からあるお話があって、後々の大人たちが『こうした方がいいんじゃない?』と考えて変化していったあと、というか。
時代というか。
新旧、両方知っていた方が、より楽しめるよなーって思います。
皆さんの子供の頃は、どんな絵本を読んでいたのでしょうか。いつ、子供時代を過ごしたかで、同じお話でもこんなに違うなんて面白いですよね😊
ひとつのお話で、ひと粒もふた粒も楽しめるなら、アレンジもどんどんしていって良いんじゃないかなーと思います。
(でも原作リスペクトは大事)
私たちの孫世代にはどんなお話になっているのか、
その違いも楽しみにしながら、これからの作品を待ちたいと思います😊
〜おしまい〜