少し重たい話題かなと思いましたが、言及させていただきます。
家族に誕生日おめでとうと言われた次の日に、この話を書くのもあれなのですが。
もし、自分の子に『死にたい』と言われたら?
うちの小2息子は、時々それを言ってしまいます。それこそ先ほど言及した記事の通り。
「死にそう」「そんなことしたら死んじゃう」ゲームをしたりYouTubeを見て「死ね!あ、死んだ」
それを聞くたびに、私は「その言葉を軽々しく言うな。ママは悲しい」「縁起が悪い」「口癖にするな」と伝えています。
ゲームやYouTubを見て言うなら
「楽しむためにやっているんじゃないの?そんな気持ちになるんだったら、それで遊ぶのも見るのも止めなさい」
そう言い続けて。そしたら息子は、あまりそれを口にしなくなりました。
中1娘の方は「つらい、不安」「このまま大人になって生きていけるのかな」など言っても、「死にたい」と声に出して言ったことはありません。思ったことはあるかもしれないけど。
大切に思っている人の口から『死にたい』と言われるのは、とても辛いです。
実際、そう言われた時の苦い記憶が甦ります。昔、「大切だからまだ生きていてほしい」と伝えても、その人の考えを変えることができませんでした。
気持ちを受け止めて、泣きながら「ありがとう」と言ってくれたけど、意志を変えるまでできなくて、言葉は役立たず。クソが。そう思いました。
結局、その人を変えたのは別の人でした。その人は「大切な人ができたから、もう死にたいと思うのはやめる」、と言ってくれました。もう、これで突然の訃報を聞く事はないだろうと安心したし、大変な思いをして生きてきたその人が、やっと幸せになってくれたことが嬉しくて、涙が止まりませんでした。
だから、それくらい、私にとって『死にたい』は重たい言葉です。
べつに、いつでも何処でも「それは不謹慎だ!そんなこと言うな!」と言うつもりはありませんが。
でも、できれば、その言葉は慎重に扱って欲しい。
というか、他にも表現できる言葉はたくさんあるじゃないですか。(例えば?と言われたら、ちょっと困りますが。いくつもすぐには出てこない(^_^;))
なにも、たった数文字で済ます事もない。
語彙力ネット広げようねーってことです。
とりあえず、我が子に「死にたい」と言われたら。
何時間でも話します。死んで欲しくない。生きててほしい。毎日めちゃくちゃ怒ってても君が大事、何より大事。
うーん、伝わるかな。伝わらないなら、伝わるまで何度だって言い続けます。何歳になっても。
以上。
あと念の為、書いておきます。それを言われた側を責める気は一切ありません。言う子供が一番つらいのだろうけど、言われた方のつらさ、悲しさ、苦しさも分かるので。
そんなもん比べるものじゃないし、比べられない。だってどっちもつらい。
それでは。
重たい話題で長々と失礼致しました。良い1日になりますように。
おしまい。